「畳の値段の違いってなに?」
皆様、おはようございます。保田貴政です。
いつも朝5時半には家を出ますが、朝は渋滞もなく快適に会社まで来れます。
鳥の鳴き声だけが聞こえてシーンとしている朝が私の一番好きな時間です。
本日のタイトルは、お客様からよくある質問です。
「値段の違いは大きく分けて4つあります。」
1、産地の違い
2、イ草の長さの違い
3、イ草の織り込み密度
4、経糸の違い
「産地の違い」
日本産か中国産で値段が違ってきます。
やはり、イ草を育ててる水質に違いがあります。
また、日本ではイ草を育て上げてから出荷までイ草農家さんが最後まで行うのが一般的ですが
中国の場合はイ草を育てる人と工場でイ草を織り込む人間が違うということが多いです。
(※だから悪いと言いたいわけではありません)
「イ草の長さ」
長いイ草で織り込んだものは高級品とされます。
イ草が長ければ長いほど、より中心を使用できるため色が全体的に揃います。
短いイ草は根元に近い部分も織り込まれるため少し色にムラがでます。
「イ草の織り込み密度」
高級品ほど畳表に対してイ草の使用本数が多く、目がしっかり詰まり厚くなるので耐久性もよくなります。
「経糸」
イ草を織り込むための使用している糸(綿と麻)の違いがあります。
安い順番に「綿糸1本→綿糸2本→麻1本→麻綿糸→麻2本」
右にいくにつれて畳表も丈夫になります。
その他、特殊なものもありますが大きく分けて上記の5種類です。
お見積り前とお見積り後を思い出すと「お客様に1ランク上の商品」を買っていただくことがよくあります。
それはなぜでしょうか?
騙しているんじゃないか?
あなたの売り方がうまいから?
いいえ!騙すことはなんてありませんし
私はトーク下手なのでほとんどしゃべりませんよ。(笑)
最終的にはお客様にお選びいただいております。
(株)ヤスダではお見積りの際に畳表の説明をさせていただきますが
説明しても「お客様ご自身でサンプルを見て・触って」いただくとよりわかりやすいのです。
ですから、このように実際の大きさのサンプルをお持ちします。
自分と同じくらい背の高さのある袋に入れてお伺いいたします。(けっこう重たいです、、、)
長くなってしまいましたがよくあるご質問のお答えはここまでです。
ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。
創業50年目の畳専門店
株式会社ヤスダ
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