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【画像あり】知ってた!?中国産タタミが怖い理由

畳替えのコツ

こんにちは
畳の保田、保田貴政です。

今回はお客様からよくある質問にお答えします。

Q.中国産と国産の違いを教えてください

本日は今まで一番多くいただいた中国産と国産の違についてです。
違いというのはたくさんありますが本日は代表的な1つを紹介させていただきます。

まずはご覧ください。

上側は国産たたみで下側は中国産たたみです。
どちらもタオルで拭くと『色』がつくのですが、違いはお分りいただけますでしょうか?

日本産の場合

このタオルは泥のような色がついていますよね。


実はこれは染土と言いまして、畳表(ゴザ)にする前の段階でい草1本1本を泥染していきます。
この泥は国内のものを使用しており、この泥が畳の良い香りとなります。
またこの泥は均一にい草を乾燥させることのできる効果があるんですね。
もちろん人体には影響はでません。

中国産の場合

タオルには蛍光色の緑色がついています。これは明らかに着色しているケースです。
私たちプロから見るとタオルで拭かなくてもゴザを見ただけで判断できちゃうものもあります。

では一体、なぜこのようなことをするのでしょうか?
畳はご存知の通りに太陽に当たったり、日が経つにつれて日焼けをします。
また、畳は湿気に弱いのでカビが生えやすくもなります。

中国産たたみはコンテナで船の上を渡って日本にやってきます。
畳の大敵である湿気などの影響で畳の傷みを防止するために
着色などをしているのではないかということです。

しかし中国産だからといって必ずしも着色しているとは限りません。
畳選びは信頼できるお店をお選びいただくことをお勧めいたします。