損したくないあなた必見!知って得する畳の選び方
こんにちは!
畳の保田、保田貴政です。
今回は実はあまり知られていない畳の選び方を伝授します!
畳選びはどれも同じだし、素人ではわからないとお思いでしょうか?
しかし、コツさえつかめば小学生でもカンタンに見分けることができます。
そのコツとは畳に使用されている「糸」です。
畳は糸を使用し織って作られていますので、まずはその糸に注目してください。
(糸には大きく分けて4種類から6種類ありますが今回ご紹介するのは4種類。)
畳の見分け方
綿糸1本使用
主に賃貸住宅で多く使用されており、私の経験上では普及率は一番多い種類です。
綿糸1本の場合はイ草の詰め込み本数は少ないので(約3000本程度)耐久性はだいたい3年〜5年が目安です。
お値段もその分、お値打ちになります。
綿糸2本使用(中級品クラス)
こちらは綿糸2本を使用しております。
綿糸2本も使用しているので、使用されているい草の詰め込み本数も多くなり
畳表(ゴザ)に厚みが出てきます。
私の経験上ですが普及率は2番目に多く、耐久性も5年〜7年くらいでしょうか。
麻糸1本使用(中級〜高級品クラス)
こちらは綿糸ではなく麻糸を使用しています。
見分け方としては白い糸が綿糸で茶色が麻糸になります。
麻糸は綿糸より糸自体の強度が強いのでい草の詰め込み本数も多く、畳表(ゴザ)は高級クラスになります。
麻糸、綿糸1本づつ使用(高級〜最高品クラス)
このクラスになると使用されているイ草の詰め込み本数も増え(約6000本〜7000本程度)
イ草の品質も最高クラスとなります。耐久性は10年以上が目安です。
最後に・・・
いかがだったでしょうか?
ポイントは畳は使用されている糸によってランクが変わるということです。
畳選びのコツはたくさんありますがその中でも「糸」というのはとても
わかりやすい目安になります。
ぜひ、畳替えの際は糸にも注目してください。