【事実】ふすま屋さんがいなくなった理由

はじめに・・・

そろそろ襖を張り替えようと思ったとき
あなたはどうしますか??

・知り合いにお願いする
・ネットで探す
・自分でする

だいたいこんな感じではないでしょうか。

昔は地元に1や2つくらいお店はありましたが
今は本当に見かけないですよねー。

畳屋さんより探すのマジで難しいです。

正直、僕たちも襖屋さんの知り合いは少ないですし
そのほとんどは50歳以上。

若い襖職人さんに
未だに出会ったことはありません。
本当に悲しいです。

そして襖だけでは食べていけないということで
クロス職人になる人もいます。

このまま、襖も日本からなくなっていくのでしょうか?

なぜこんな現状になったのか
今回は少しでも襖について
お伝えできればと思います。

 

襖の歴史

まずは最初に襖の歴史をざっくりと紹介します。

襖が今のように使われ始めたのは
平安時代からと言われています。

当時の襖はとても大きく3mもありました。
今の襖の2倍近くあったんですね!!驚きです。
(相当重たかったよう、、、)

そして安土桃山時代になると
武家の格式や序列を表すものとなり

金箔や虎、鷹、松などの動植物を使用して
強さをアピールしておりました。

今でも松模様は人気がありますよね。

その後、明治時代になると
富裕層階級から一般庶民にも浸透していきました。

実は、平安時代から今まで
基本的な作りは変わらないそうです。

こんな感じでざっくりと紹介しましたが
次は本題へ、うつります!!

 

1、技術が特殊

襖はとにかく特殊で難しい。
みんな口を揃えて言いますね。

紙というのは本当に特殊で
伸びたり縮んだりするんですよ。
知ってました??

特に引っ張る力は強力で
素人がすると一発アウト。

そして一番、難しいのが納品の時。
長年住んだ家の歪みを考慮してうまく調整します。

この歪みがとても厄介なんですよね。

ときには鉋(かんな)も使い
ミリ単位で削ります。

これだと、誰も新しくお店をだそう!!
なんて思えないレベルなんです。

 

2、クレームが多い

意外とクレームが多いのが事実。
家も長年住むと地震などで
どうしても歪みが出てきます。

これは仕方がないのですが
その歪みはお家によりますが
かなり酷いレベルなケースもあります。

熟年の職人さんでも
なかなかうまくいくことは難しい。

使っていくうちに
動かなくなったり
反ってきたりします。

襖は本当に繊細なものなんです。

 

3、枚数が少ない

あなたのお家に襖は、何枚ありますか?
あっても4枚か6枚ってところでしょうか。

いやいや、家には30枚もあるよ!
っていう方もいらっしゃるとおもいます。

逆に1枚もないよっていう方も多いのではないでしょうか。

施工の枚数によっても
実は仕事がしにくいという現状があります。

襖屋さんが紙の材料発注を製造元にしても
数枚単位では取り扱ってくれないこともしばしば。

要は小ロットでは売ってくれないんですね。

そうなってくると一度に大量発注しないといけないこともあり
在庫も多く抱えることになります。

これでは襖屋さんの負担が大きくなるばかり。

当然ですが枚数が少ないということは
売り上げに影響してきます。

 

最後に・・・

いかがでしたか?
襖屋さんがいなくなった理由が少しは
おわかりいただけたのではないかと思います。

日本の伝統文化残していくためにも
知っていただくことで、襖って良いよね!
って思ってもらえることが何よりです。

当店では畳とセットで襖や障子も承っております。
お近くの方はご用命いただければ幸いです

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