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【第4章】パート2 小学生でもできる!畳の見分け方

畳替えのコツ

小学生でもできる安物と高級品の見分け方
「畳なんてどれも同じ」
「見分け方なんて素人ではわかるはずない」

そう思われる方は多いのではないでしょうか?
しかし、ここに書かれていることを実行するだけで
カンタンに畳を見分けることができます。

実際に小学校へ行って子どもたちに試してもらいました。
今からご紹介するコツを教えただけなのですが

90%以上の子どもたちが畳を見分けることに成功したのです。
ぜひこれから畳替えをお考えの方はお読みください。

① イグサの長さを確認
まずは長さに注目してください。
イグサの長さは約100~150センチあります。

一般的には長いイグサは良質となります。
その理由は質が良い場所というのはイグサの中心になります。
そのため、高級な畳ほど全体の色も揃っており綺麗になります。

安価な畳はイグサの根元や先端は変色していたり
1本1本の厚みも揃っていないのもあります。
チェックポイント 畳表のヒゲの長さを比べて確認しよう‼︎

②たて糸 を見る
イグサを畳表(ゴザ)にするには泥染を終えて
等級別に選別されたイグサを糸で織り込んでいきます。

このたて糸には麻糸、綿糸などの種類があり畳表の格付けが決まります。
織り込まれるい草の本数が多いほど織り目が詰まり厚くなりさらにはきめ細かくなります。
そんな畳表は耐久性が良くなり、見た目も美しくなり高級品になります。

〜麻糸の特徴〜
たて糸が麻糸で織られている畳
綿に比べて耐久性に優れる

〜綿糸の特徴〜
たて糸が綿糸で織られている畳
たて糸が綿糸なのでイグサをあまり織り込めず目詰まり感が少ない
チェックポイント 使用されている糸を確認しよう‼︎

③ 色が揃っている
イグサの端までムラがなく艶があるものが良い畳表となります。
良質なイグサは茎に変色や病気・傷がなく根元から先端まで充実し

1本1本の太さや色が揃っています。
他のランクの畳と比べてみるとわかりやすいです。
チェックポイント イグサの根元から先端まで確認しよう

いかかでしたでしょうか?
畳屋さんがサンプルを持ってきたらぜひ、お試しください。