【番外編】畳のヘリを踏んではいけない理由・今更聞けない床の間のルール
畳のヘリを踏んではいけない本当の理由
日本には「畳のヘリや敷居に神様が住んでいる」という話は
一度や二度聞いたことあるかと思います。私も小さい頃はよく言われました。
だけれど本当の理由って何だろう。と思ったことはありませんか?
畳屋になって畳を作るからこそ、わかることがありました。
それは耐久性の問題です。
踏んではいけない最もな理由というのはヘリの部分は
畳の端っこなので耐久性がとても弱いのです。
最近のヘリは綺麗な刺繍がされていることもあり強度も十分ではありません。
踏み続けると真っ先に凹みが出てきます。
さらに、もう一つの理由としてヘリは昔は家紋を表していたので
踏むと失礼にあたるということが言い伝えられているようですね。
敷居にも気をつけて!!
畳のヘリと同じく、敷居を踏むと磨り減ってしまいますし、家の建てつけが歪むこともあります。
家を大切にする気持ちの表れとして、敷居や畳の縁を踏まないようにということですね〜〜。
今更聞けない床の間がある部屋のルール
日本の住宅から和室がどんどん減ってきており、お家に和室がない、
あるいは和室があっても床の間がないという場合がほとんどだと思います。
そんな方に床の間のお部屋のちょっとしたルールをお教えしましょう。
まずは座る位置ですが基本的には客間に案内されたらすすめられた場所に座ります。
先方からすすめられていないのに勝手に上座に座ることはマナー違反になります。
知らなかった!とお思いの方はもうこれを読めば大丈夫ですね。
ところで、和室で上座を決める目安とは?
和室で上座を決める目安は床の間の位置と出入り口の位置となります。
基本的には出入り口からいちばん遠い床の間の席が上座になります。
しかし、床の間の前の席でも、近くに出入り口がある場合は下座となりいちばん奥の席が上座となります。
くれぐれもヘリと敷居は踏みつけないようにできるだけ避けて歩くようにしてくださいね。
畳の保田
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保田貴政
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