畳が室内を浄化!?
はじめに
日本伝統文化である畳は近年、減少していく一方で、
畳の部屋は「古い」「かっこ悪い」など残念ながら良いイメージを持つことが少なくなりました。
しかし、最近では安倍政権のクールジャパンのおかげで海外では日本文化ブームで
日本でも畳が見直されつつあり、国内では置き畳やヘリなし畳が今では人気となっています。
ご存知かとは思われますが、長い歴史がある畳には様々なメリットがあります。
畳にはリラックス効果や調湿効果があることは有名ですが
そのほかにも畳には実は驚くべき効果があります。
そこで今回は畳の良さについてご紹介したいと思います。
ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。
目次<もくじ> |
畳が室内を浄化
畳には、大気汚染の原因である、人間の健康に悪い影響を与える
二酸化窒素を吸着し空気を浄化する力を持っています。
東大工学部の西村研究所では、
人のいない部屋は、人のいる部屋に比べて
二酸化窒素の濃度が2分の1しかないことから
室内には二酸化窒素を吸着する物資があると考えました。
そこで、毛糸布地・木綿布地・襖紙・障子紙、畳表の材料で吸着速度を測りました。
すると、畳表は高い吸着力があることが判明したのです。
抗菌性
熊本県八代市の八代工業高等専門学校生物工科学科の研究グループは、
い草の食品化や機能性の研究から畳の材料となるい草の成分に病原性大腸菌0157や
サルモネラ菌など食中毒を引き起こす病原菌に対する抗菌性があることを発表しました。
骨粗しょう症予防
畳の床の生活が骨粗しょう症の予防につながるという研究結果を辻学園栄養専門学校中央研究室の
広田教授らが米国骨ミネラル学会で発表、成長期の小学生約550人の骨重を調査。
体格の違いを除く個人差の要因を分析したところ畳や床で生活することが多い子は
椅子・ソファー中心の場合に比べて骨重の値が高く、1年後の骨重の増加量も約2倍で、骨折の頻度は
半分以下だったと報告されています。
引用元:有限会社佐々井商店(TATAMI BEAUTIFUL STYLEより)
最後に
いかがでしたか?
畳には驚くべき効果があることがお分りいただけたかと思います。
畳には室内を浄化する機能があることや、抗菌性、さらには骨粗しょう症予防。
畳は人の体にとっても優しく、日本の気候にも適しています。
ぜひ、畳をお考えの方やフローリングに変えようとお考えのあなたには畳の生活をお勧めします。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。