【続き】知って得する畳の選び方2
こんにちは!
畳の保田、保田貴政です。
今日は前回に引き続き、畳の選び方のコツをご紹介します。
さて、早速本題に入ります!
畳屋さんに来てもらって、畳のサンプルを見せてもらってときに
必ず確認しないといけない3つのことがあります。
畳屋さんが来たら確認すること
1、農家さんのステッカー
畳表(ゴザ)はたくさんの種類が出回っています。
現在では野菜と同じように畳表も生産者の写真や名前が入っています。
そこでまず確認したいのが商品ステッカー。
これは「商品の顔」とも言えますのでとても重要になります。
これが付いていると「自信を持って作っており、安心してお客様に選んでもらいたい!」
農家さんたちのそんな気持ちが込められています。
2、農家さんの印
次に確認したいのは農家さんの印。
畳表の全部に印が付いているわけではありません。
6枚のうちに1枚に、10枚のうち1枚に1つ印が押されています。
ここで見ていただきたいのは、「綺麗に印が押されているか」ということです。
実はこの印は押すのにとても手間がかかっています。
なぜなら、畳表には染土がついており
何回も印を押すに連れて印の間に染土が詰まってくるのです。
それが原因で綺麗に押せなくなり、流れ作業になってくるとどうしても
適当に印が押されているケースもあります。
ここもこの畳表をきちんと自信を持って販売しているかの見極めになります。
3、農家さんのQRタグ
このタグは畳表の産地の偽装防止のために熊本県がつくりました。
これも全部の畳に付いているわけではありません。
高級な畳ほど入っている場合が多く、当店の畳表にも付いています。
これは、生産者の名前や産地情報がQRコードから読み取れるようになっているので
安心して選ぶ基準となります。
最後に・・・
以上、3点をぜひ畳替えの際に確認して見てください。
しかし、注意していただきたいのは必ずしも畳表にこの3点が付いているとは限りません。
その時は、畳屋さんに丁寧に説明してもらいましょう!