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みんなが知りたい!コスパが良い畳・襖・障子の選び方

施工実績

先日は神戸市西区春日台にある集会所に畳と障子、襖の張替えに行きました。
たくさんの方々がお使いになる集会所ということで価格と耐久性のバランスを重視した材料を使用しました。
いわゆる「コスパが良い素材」ということですね。

コストパフォーマンス最高のご提案

以前使用されていた畳表(ゴザ)は綿糸1本のみで織られていたからい草の詰め込み本数も少なかったです。
そのため、畳表は強度が弱くささくれもひどくなります。

ささくれがひどくなると畳のカスが靴下についちゃいます。

なので今回は畳表は(ゴザ)は綿糸を2本使用しているもの選びました。
(※もっと詳しくし知りたい方はこちらを参考)https://tatami-yasuda.com/20180927_4238/

 

畳へりは強度がある「ナイロン素材」を使用。
以前使用されていたのはは綿糸素材のヘリだったため、強度が弱く、ヘリが破れます。
また、同じナイロンでも強度があるのと低いものがあるのでこれは畳屋さんに尋ねましょう。


襖の素材は洋紙
お求めしやすい価格で、よく流通している洋紙の襖紙

表面はサラサラしているのが特徴。

欠点は和紙に比べてお部屋の湿気を吸いにくいのと耐久性が少しだけ劣る所くらい。
とりあえず綺麗にしたいという方はこれに決まり。


障子はナイロン素材入り
障子には大きく分けて3種類あります。

その中で耐久性があるのは障子紙にナイロンが入っているもの

見た目はごくごく普通の障子。
印象としては「弾力性がある感じで少々の力で指で押しても大丈夫

ただしこの障子にも欠点もあります。
それは使用期間が長くなるにつれて尖ったものが少し触れるだけで破けてしまうことくらい。
なので、わたしはお客様が迷われたらこの素材の障子をお勧めします。

最後に・・・

和室の使い方は人によって千差万別。
値段が安いから高いからという理由だけで選ぶと失敗します。これ断言します!!

例えば、あと何年住むのか?家族構成や使い方など
あなたのお家の用途にあった畳や襖、障子を選びましょう!


わからなければ畳屋さんに質問してください。
きっと親身になって答えてくれるはず!!(親切な畳屋さんなら)

最後までお読み頂きありがとうございます。