ヘリなし畳を長持ちさせる方法
こんにちは!
神戸市西区・垂水区にある畳のヤスダ、保田貴政です。
最近はお洒落でモダンな”ヘリなし畳”のお家がどんどん増えてきました。
おかげさまで当店でも年々増加しています。
しかし意外と皆さん、ヘリなし畳の使い方を間違っていることが多いです。
そこで本日はヘリなし畳を長持ちさせる”たった1つの方法”をご紹介します。
『でも難しいんでしょ??』と思われるかもしれませんが
実はとっても簡単で、誰でもできちゃいます。
しかし、この情報は残念ながらあまり出回っていません。
なのでぜひこの機会に最後まで読んでいただき実践してください!!
それでは早速、どうぞ〜〜!!
ヘリなし半畳は表替えできるの?
先日は、ヘリなし半畳の表替えを施工しました。
『えっ!?ヘリなし畳でも表替えができるの?』と思われるかもしれませんが
ヘリなし半畳でも表替えはできます!!だけれど・・・
土台が弱っていると表替えはできません、、、、
そもそも、ヘリなし畳の場合は
畳ヘリがないのでどうしても耐久性が弱くなります。
畳の端っこを踏むと角が丸くなってどんどん凹んできます。
そうなってしまうと、表替えをしても畳の角が立たないのでビシッ!!っと決まりません。
そうなんです!!
実は畳は角が命なんです。
ヘリなし畳を長持ちさせる方法とは??
上の写真をご覧ください。
赤色でラインが入っている場所には注意が必要です。
このラインのあたりを踏むと畳はどんどん弱ってきます。
その状態で10年も使えば土台ごと交換が必要になってしまいます。
本来なら正しい使い方をしていれば土台は20年使えます。
なのに、使い方を間違えるだけで
寿命が半分に縮まるのはもったいないですよね??
どこを踏めばいいの!?
『それじゃ、具体的にどこを踏めばいいいんだよ!!』という声が聞こえてきそうですね。
次に上の写真をご覧ください。
なるべく緑色の部分を踏むようにしてください。
たったこれだけであなたの畳は長持ちしますし
次に畳を替える時は、表替えで済むのでとても経済的です。
簡単でしょ!?
最後までお読みいただくと、ヘリなし畳を長持ちさせることは
こんなに簡単なことなんだとおわかりいただけたかと思います。
鋭い方ならもうお気づきかとは思いますが
これはヘリなし畳だけではなく、ヘリ付き畳も同じです。
昔から『畳のヘリは踏むな!!』とおじいちゃん、おばあちゃんに
言われたことはありませんか?
ただ、家族全員が使う畳なので同じ意識を持つ必要が出てきます。
畳を長く使うためにも日頃から意識してみてください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。